生理痛でお悩みの方へ 院長先生も生理痛で悩んでいました
生理痛には2種類のタイプがあります。
★器質性月経困難症:子宮筋腫や子宮内膜症など病気が原因のもの
★機能性月経困難症:原因とする病気がないもの
ストレス、お菓子や揚げ物の食べ過ぎ、骨盤のゆがみ、遺伝など生活習慣や体質がおもな原因。
器質性月経困難症の治療
原因とする病気の治療に準じます。
機能性月経困難症の治療
①痛みどめ
生理痛が比較的軽い場合に使用します。痛みどめを1~2日程度飲めば効く人。
市販の痛み止めは病院用の痛み止めの2/3の量に抑えてありますので、
市販の痛み止めで不十分な人は病院用の痛み止めをつかってみると良いでしょう。
②低容量ピル
生理痛が比較的に重く、痛み止めでは不十分な人におススメです。
生理痛のために、仕事や学校を休んだり、寝込む人。
ピルは避妊薬でもありますが、生理痛の治療にも使われます。
中学生や高校生で受験を控えている人にもお勧めです。
生理痛の治療のために、使われるピルは保険が効きます。
ただし片頭痛のある患者様は血栓症を起こしやすいという危険があることからピルを飲んではいけません。
③漢方治療
全ての人に効くわけではありませんが、効く人には効きます。
漢方は、身体にたまった老廃物を流してくれる働きがあります。
骨盤の循環が改善され、生理痛をやわらげてくれます。
④食事療法
お菓子が好きな人は実は生理痛がひどい人が多いです。薬による治療を始める前に、お菓子を控えてみることも生理痛の改善に効果的です。
実はお菓子に使われている油は、トランス脂肪酸やオメガ6系脂肪酸といったからだに悪い脂が多く含まれています。
その脂が炎症を起こし生理痛を重くします。
お菓子だけでなく、菓子パン、アイスクリーム、揚げ物にもこれらの脂が多く含まれていますので、それらの食品をよく食べている人はやめてみるとよいでしょう。
⑤骨盤矯正
骨盤がゆがんでいて生理痛がひどい方もいます。
骨盤のゆがみを矯正すると生理痛が改善することがあります。
骨盤のゆがみをとるには、骨盤矯正をしてくれる整体が有効です。
ちなみに排卵痛も骨盤の歪みが原因でおきることがあります。
院長先生の生理痛体験
実は私自身も若い頃生理痛がひどかったのです。
受験期にものすごくひどかったのですが、大学に合格して受験が終わると、生理痛がなくなってしまいました。
今思えば、受験ストレスが生理痛の原因だったのだと思います。その後生理痛が再発。
研修医になり仕事を始めてそのストレスが原因だったのだと思います。
そこでピルを飲み始めたのですが、痛み止めを使う必要がなくなり 生理の量も減って、なんて楽なことかと感じまして。
量も減って、なんて楽なことかと感じました。