ダイエット注射 ~マンジャロ~
マンジャロ注射は元々は糖尿病の治療薬ですが、食欲を抑える働きがありダイエット効果が期待できます。
高い効果がある一方、副作用にも目を向けなければなりません。
当院では医師の指導の下、安全にご使用いただけるようサポートいたします。
オンラインでの販売はしておりませんが、発送コストがかからない分、オンラインクリニックよりお手頃な価格でお求めいただけます。
院長もマンジャロ使用中です。
使用経験のある医師だからこそ、実体験に基づいたアドバイスをさせていただきます。
マンジャロは知識を持ってかしこく使えば、これまでにない有効な薬ですが、自己判断で間違った使い方をすると、低血糖や脱水といった合併症を引き起こす危険があります。
また生活習慣を変えずに、マンジャロ頼みで安易に痩せようとすると、使用をやめた途端リバウンドしてしまうため、マンジャロを永遠に卒業することができません。
当院では安全に痩せて、無事この薬を卒業できるようサポートさせていただきます。
初回購入時のみ医師の診察が必要となります。
マンジャロ注射(1本あたり税込)
2.5mg 4,400円
5.0mg 7,700円
7.5mg 9,900円
※ご好評につき、お値下げいたしました。
★アルコール消毒綿付(無料)
★保冷バック+保冷剤 220円(マイ保冷バックを持参すれば不要)
★吐き気止め 1,100円(希望者のみ)
5㎎以上の場合はおすすめします
★ペンレステープ 110円/1枚(希望者のみ)
麻酔テープです。自己注射の30分前に貼ると痛みが軽減されます。
★メトホルミン錠(500㎎)4,400円/1日3錠30日分(希望者のみ)
マンジャロとの併用により1.77倍痩せるというデータがあり、ダイエットの相乗効果が期待できます。
自宅での自己注射が難しい方は、来院していただき看護師が注射いたします。(無料)
マンジャロ注射を推奨できない方
体重40㎏未満の方
摂食障害が疑われる方
18歳未満の方
妊娠中・授乳中の方
~大幅な減量目的のダイエットだけでなく、体重維持やPMSによる過食にも効果があります~
マンジャロは、元々ふくよかな方が大幅な減量を目的に使うダイエット注射と思われがちですが、標準体重の方が現在の体重を維持する目的で使われても良いと院長は考えます。
旅行やイベントなどで普段より食べ過ぎて2kg太ってしまった分を戻したい方や、生理前のPMSによる過食を止めるためにその時期だけ使いたい方は、1~2週間のみマンジャロを使用する方法をおすすめします。
一次的に短期で使用する場合は、2.5㎎で効果がありますので、副作用の心配も軽減されます。
★院長監修の記事が美容医療メディア「NERO」に掲載されました★
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ダイエット注射・マンジャロはGLP-1製剤とどう違う?仕組み・効果を医師がわかりやすく解説【いこまともみレディースクリニック監修】
院長のマンジャロ日記
~使ったらどんな感じ?~
【初日】
マンジャロ5.0mg 14時頃注射。
その日の夜からお腹が空かない。食欲がないというより、満腹だから食べたくないという感じ。
マンジャロの副作用に吐き気があるが、院長の場合それはなかった。
だるいとか気持ちがふさぐということもないけれど、お腹いっぱいなので食欲はない。
しかし何も食べないわけにはいかないので、スーパーのお惣菜(小パック3種類)を食べた。
味は美味しいのだが、お腹いっぱいなのに無理やり食べているので、心からおいしいとは感じない。
普段は早食いの院長がマンジャロ打った後は、もぐもぐ噛むようになり、なかなか食べ物が胃袋に入っていかない。
いつもの倍の時間をかけて、普段の半分程度の夕食をなんとか食べ切った。
今年も猛暑。院長は脱水が危険なことをよく理解しているので、水も飲みたいと思わないが、意識して飲む。
★医師からのアドバイス
欲しくないからと言って、水を飲まないと脱水を引き起こし危険です。
水を飲まずに体重が減るのは、痩せたのではなく脱水で干からびただけです。
水が足りないと代謝も落ちて痩せにくくなるので、食欲がなくても水だけは必ず飲むようにしましょう。
【2日目】
お腹が空かない。栄養失調になるので、頑張って水も飲み、食事もとる。
お腹空かないので料理をする気にならない。
スーパーでお惣菜を買って食べるが、いつもの半分の量しか食べられない。
(ちなみに院長はもともと大食いで人の2倍食べるので、半分で丁度1人前くらい)
コンビニにも行く気にならない。そのため食費は半分に減った。
マンジャロの費用はかかるが、食費は普段よりかからない分、取り入れやすいと感じた。
★医師からのアドバイス
お腹が空かなくても基礎代謝を賄うだけの栄養は頑張ってとりましょう。
体脂肪は落としても、筋肉量を落としてはいけません。
代謝が落ちて痩せた後は、リバウンドしやすい体になってしまいます。
食べやすいパンやごはん、麺類などの糖質だけで食事を済ませるのも危険です。
筋肉が落ち、肌が荒れます。
豆腐、納豆、卵、肉、魚など、なんでもよいのでタンパク質をとりましょう。
院長はもともとお肉が好きですが、マンジャロ使用中はあまりお肉を食べたいと思わず、魚をメインに食べていました。
皆さんが食べられるたんぱく質を選んで、意識的に食事をとるようにしましょう。
【3日目】
お腹が空かない。同じ日にマンジャロを注射したスタッフにも状況を聞いてみた。
彼女もお腹いっぱいで食べる気がしないが、食べないわけにいかないので無理やり食べているという。
食欲がないので料理を作る気にならず、献立が浮かばないとの事。
自分ひとりであれば食べないでおくこともできるが、マンジャロ使用中の家族の食事は用意はなかなか大変であると感じた。
【4日目】
少しお腹が空いてきた。大体半分ほど食欲が戻ってきた感じ。
お腹が空くという感覚は、生きている証だったんだと感じる。
最初はびっくりするほど空腹感がなく、このまま餓死するのではないかと思ったが、なんとか復活した。
お腹が空いたことが生きているという感じがして、少し嬉しい。
私よりも小柄なスタッフはまだお腹が空かないと言う。すでに3㎏痩せたらしい。
★医師からのアドバイス
スタッフが4日で3kg痩せたのは、医学的には食事量減少に伴う脱水と便の減少による体重減少です。
体脂肪が減るのはもっと後なので、本当の意味で痩せたわけではありません。
この3kgは便と水分の重さなので、痩せたと思わずにダイエットを継続しましょう。
【5日目】
院長の食欲は完全復活。
マンジャロの効果の半減期は5~6日なので、その頃にお腹が空くというデータ通り、本当に効果が切れた。
空腹感はあるものの、過去の食べないダイエットのときのような強烈な耐え難い空腹感はないので、食事量は増やさずにしのぐ。
院長の体重は300g増加。3㎏痩せたスタッフと違い、痩せていない。
これは院長がしっかり水分補給をしているのと、基礎代謝を下回らないように頑張って食べているためだ。
この時期はまだ体脂肪が落ちる時期ではないので、焦らず継続する。
【6日目】
空腹感があるので、2日早く マンジャロ2回目5.0㎎ を注射。
1回目ほどの衝撃的な満腹感ではないが、空腹感を感じる。
しかし1人前食べれば満足し、これまでのように2人前食べることはない。
一方、スタッフはようやく食欲が復活した。
【7日目】
満腹感が強かったスタッフは、マンジャロ2.5㎎に減量して2回目の注射。
量を減らしたので、5㎎のときのような副作用はないらしい。
スタッフは1週間で3.3㎏痩せた。
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【11日目】
院長がようやく1㎏痩せた。
食欲と食事量をコントロールしながら、マンジャロとの上手な付き合い方が分かってきた。
マンジャロは食欲の暴走を食い止める注射である。
使用してみてわかったことは、普段食べ過ぎの人は満腹中枢が麻痺しているため、それをコントロールできるマンジャロはとても効果的であるということだ。
しかしもともと食事量が少ない人には、もしかしてマンジャロは向かないのではないかと感じる。
そういう人は運動で代謝上げる方が向いているのかもしれない。
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【18日目】
院長は3.2㎏痩せた。スタッフは4.6㎏痩せた。
院長は思い切って7.5㎎を打ってみた。
医薬品の担当者に質問したところ、7.5mgはめったに勧めない量だと言う。
夜はホイコーローだったが、1口食べてギブアップ。
肉のにおいがつらい。冷やっこは食べられる。
【19日目】
吐き気がでてきた。朝ごはんが食べれないのでビタミンジュースを飲む。
さすがに吐き気止めを飲んだ。
昼はまったく食べられず、夕方にかろうじてプロテインを飲む。
夜には食べれるようになって、小鉢をつまんだ。
【20日目】
吐き気も落ち着いて食欲は回復した。
2日間しんどかった。
もう7.5㎎はやめようと思う。
~後日談~
マンジャロに体が慣れてきたため7.5㎎でも平気なった。
現在は7.5㎎も使用している。
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【25日目】
吐き気でつらかったわりに200gしか痩せていない。
マンジャロの量を増やせば、痩せるというものでもないらしい。
今日は5.0㎎を打つ。
★医師からのアドバイス
院長自身の体験から、マンジャロの量が多いからといってより痩せるわけではなく、体重に応じた適切な投与量があることが分かりました。
標準体重の女性なら2.5㎎、ふくよかな女性なら5.0㎎を継続して使用するのが良いと考えます。
7.5㎎は5㎎を使用しても副作用がなく、食欲も落ちない段階になってから最終手段として使用しましょう。
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【30日目】
院長は4.3㎏痩せた。スタッフは5.7㎏痩せた。
マンジャロ生活にも慣れてきた。お腹が空いているのか空いていないのか、自分でもわからないときもある。
気が付けばたくさん食べている時もあったりするが、それでもマンジャロを始める前と比べると、過食は減ったように思う。
吐き気が酷くて使用を中断した7.5㎎をもう一度打ってみる。
吐き気がなく、食欲も落ちた感じがしない。(体がマンジャロに慣れた?)
暴飲暴食できるほどの食欲はないが、空腹感は残る。
スタッフは、マンジャロを始める前は自分ではそれほど多く食べていると思っていなかったが、マンジャロを始めて自分が普段食べ過ぎていたのだと気付いたと言っていた。
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【37日目】
院長もスタッフも共に6.2㎏痩せた。
院長はマンジャロ生活に飽きてきた。食事内容が単調になるからだ。
マンジャロをしていないときのほうが食事は美味しかった気がする。
糖質制限生活にも飽きてきた。肉が食べられなくなり、魚・卵・豆腐・納豆でタンパク質を摂っていたが、その味に飽きてきた。
糖質が食べたくなり、果物・お菓子・おにぎり・うどんを食べた。
やっぱり糖質は美味しい。もともと院長は甘いものは好きではないが、マンジャロを始めてから食の好みが変わってしまい、普段食べない甘いお菓子が好きになった。
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【46日目】
院長は糖質を摂ったことが影響したのか、100g増加。
スタッフも停滞期なのか、100g増加。
マンジャロを長期に渡り使用していると、その感覚に慣れてしまい、効いているのか効いていないのかわからなくなることがある。
肉が食べたいと思わず、長い間食べていなかったが、急にかつ丼が食べたくなり、外食をすることにした。
マンジャロを打つ前の院長なら、かつ丼1人前くらい平気で食べきり、追加でサイドメニューも食べられたが、1人前で腹十二分目になった。
マンジャロが効いていたんだと改めて実感する。
お菓子・果物・かつ丼を食べ、気持ちが満たされリフレッシュできた。
マンジャロ中でも、たまには好きなものを食べてリフレッシュすることが、停滞期を乗り切るコツかもしれないと感じた。
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【67日目】
ここ1か月、全く痩せない。
食事量が戻りつつあることも要因だが、どうやら停滞期に入ってしまったようだ。
短期間で6㎏も痩せたので、身体がこれ以上痩せまいとブレーキをかけている。
マンジャロを7.5㎎に上げても効いている実感がない。
半ばやけくそでいっそマンジャロを休薬することにした。
やめることでマンジャロの食欲を抑える力が復活するのではないかと判断したからだ。
そして食事を糖質制限食から完全和食に変更した。
朝食だけはご飯を120g食べ、おかずはみそ汁と魚料理。
昼はプロテインのみ。
夜は豆腐や納豆、卵、しらす、玉ねぎなどの和食おかずを食べる。
脂質が少ないので、ご飯を食べても太りにくいメリットがあった。
停滞期は痩せにくい反面、太りにくい時期でもあるので、メンタル的にも一旦ダイエットを忘れ、たまにはお菓子も食べる。
多少の暴飲暴食くらいなら翌日だけ体重増えてもまた戻ってくれるのが嬉しい。
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【90日目】
スタッフは遂に目標体重達成!8㎏痩せた。
そして院長もようやく2カ月間の停滞期を抜け、絶対に落ちなかった体重の壁をクリアして、1㎏痩せた!
ここでマンジャロ再開!!
初めて打った時の衝撃的な食欲がなくなる感覚を期待したが、甘かった…。
そこまでは効かなかったが、ある程度食欲は落ちた。
マンジャロだけで簡単に痩せるのは最初の数kgのようだ。
それ以上痩せようとするなら、停滞期は必ず訪れる。
停滞期を乗り越えるのが一番難しい。
今回は注射の前に吐き気止めを飲んだら、久しぶりの7.5mgでも吐き気がしなかった。
マンジャロ継続中・・・